選挙

ということで朝一で投票に行ったら長蛇の列が出来てた。前回の参院選だかではガラガラだったのに。ちなみに投票所は母校の小学校で、20年以上前からボロボロだった倉庫がまだ使われてたりとか毎度見所満載です。

■衆院選：民主党が単独で３０８議席獲得　自民は歴史的惨敗 [毎日]

第４５回衆院選は３０日、投開票され、４８０議席のうち民主党が小選挙区と比例代表を合わせて単独で過半数（２４１議席）を大きく上回り３０８議席を獲得した。１９９６年の旧民主党結党以来、１３年で悲願の政権交代を果たした。９３年衆院選で自民党が過半数を割り込み非自民８党派による細川連立政権が発足したが、２大政党間の政権交代は戦後初めてで、戦後政治の大きな転換点となる。首相指名選挙をする特別国会は９月１４日の週にも開会、民主党の鳩山由紀夫代表が首相に指名され、同党を中心とした連立政権が発足する。

概ね予想通りの結果に。しかしまあ、見事に民主一色になったもんですねえ。郵政選挙の逆再現と見れば全く同じ事が繰り返されたわけではありますが、119取った自民は言われていたよりは粘った印象があります。まあ結果は出ましたので、政策面に不安は残りますが今後を見守りたいと思います。とりあえず献金の話は気になりますがね。

■麻生首相「反省のうえ出直したい」　衆院選大敗で [産経]

麻生太郎首相は午後１０時１５分ごろから党本部で記者会見し、「国民の皆さんの声を真摯（しんし）に受け止め、反省の上に立って出直したい」と敗北宣言を行った。また、「自民党として次の総裁選挙をできるだけ速やかに行いたい」と述べ、自民党総裁を辞任する考えを示した。

歴史的惨敗という結果を突きつけられ、「経済対策が道半ばで断腸の思い。自民党に対する不満をぬぐい去ることができなかった。その責任を負う定めと感じている」と険しい表情で語った。

解散のタイミングの判断については「昨年１０月に解散すべきだという意見はあったが、あの段階では極めて厳しい経済情勢だった。政策を政局よりも優先させたことは間違っていなかったと思う」と影響はなかったとの見方も示した。

さらに「民主の勝利を心から祝福するとともに、期待したい」と語った。

リーマンショック以降の下支え政策は回復に転じた数字が示しているとおり概ね正しいものであったと思いますが、党内における麻生首相自身への下支えがまるでダメでしたね。少数派閥だったのもありますが、外野からのバッシングに加えて党内のｇｄｇｄがホント末期的でした（その主犯格が今回も生き残って有能な議員が何人も落ちたというのは何だかねえ）。たらい回しのラストにお鉢を回され、あれだけ四方から叩かれながら最後まで耐え抜いたのは、ある意味物凄く打たれ強い宰相だったと思いますよ。お疲れ様です。民主政権はそのリバウンドに耐えられるかが焦点ですね。自民は来年の参院選に備えて党内の最適化に努めるべし。