JAXAデイリーレポート 飛行11日目(Flight Day 11) [JAXA]

レオナルドの物資の搭載状況の最終確認が行われ、米国中部夏時間4月15日午前2時38分(日本時間4月15日午後4時38分)にレオナルド側の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)のハッチが閉じられました。

レオナルドをペイロードベイ(貨物室)に収納する作業は、飛行11日目に予定されていましたが、共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)のボルトの駆動を行う制御装置が機能せず、ボルトを解除できない状態となり、原因究明作業に時間を要したため、レオナルドの回収は飛行12日目に延期されました。

飛行11日目では、制御装置の機能が復旧後、「ハーモニー」(第2結合部)側のCBMのハッチを閉じてレオナルドとの連結部を減圧し、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)でレオナルドを把持し、ペイロードベイ(貨物室)の上部に移動させる作業までが行われました。

どうやら補給モジュールは無事分離完了したようです。