事業仕分け:JAXA再仕分け 宇宙予算「維持」判定 はやぶさ快挙前に、追及鈍る? [毎日]

動画はまだ見てませんが、どうやら最低限踏みとどまったようです。

 政府の事業仕分け第3弾最終日の作業が18日午前、東京都内のビルで始まり、宇宙航空研究開発機構JAXA)の「運営費交付金」などが対象になった。13年までの資金計画で事業費が増え続けているのは問題だとして見直しを求め、来年度の予算要求は「今年度当初予算の水準を維持」と判定した。ただ、小惑星探査機「はやぶさ」後継機の「はやぶさ2」など個別プロジェクトの是非には踏み込まず、間接経費を中心に効率化を求め、宇宙予算に配慮する形になった。

 この日の議論では、10年度に1800億円の事業費が13年度に2660億円に膨らむJAXAの資金計画が中心に議論された。

 JAXA側の林久美子文部科学政務官は冒頭、「はやぶさなど多くの成果でJAXAは世界の科学技術の発展に大きな役割を果たしている」と強調。そのうえで「新規プロジェクトは、はやぶさ2を除いてすべて見送っている」とけん制した。説明者席には今年4月に国際宇宙ステーション(ISS)で作業をした宇宙飛行士の山崎直子さんを座らせるなどした。

 これに対し、仕分け人側の民主党枝野幸男幹事長代理は「間接経費は徹底的に縮減してもらいたい」と研究開発以外の分野の縮減を求めたが、「宇宙開発の重要性は理解している」と繰り返した。財務省の担当主計官が「私も宇宙のロマンにあこがれを持ち、研究の人類社会への重要性を理解する一国民」と述べると会場内に笑いが広がった。

 山崎さんに発言の機会はなかったが、記者団に「宇宙開発の意義を(仕分け人も)共有していたのは、現場で働く者としてうれしい。削減の努力は継続するが、現場はギリギリのところで頑張っている」と理解を求めた。

やはり「はやぶさ」が突破口になっている感がありますね。更に効率化を図れとの事ですが、まあ個別のプロジェクトが槍玉に挙がらなかっただけよしとしましょう。動画は後で見る