小型衛星、新興国に売り込め 経産省と企業、共同開発 [朝日]

 経産省は08年度から、11年度の完成を目指して400キロ級の光学衛星開発を進めていたが、新興国から「光学とレーダーの衛星をセットで持ちたい」という要望が多く、レーダー衛星の開発にも着手した。大型衛星並みの性能を目指している。

 価格は光学衛星が約50億円、レーダー衛星は80億〜90億円。超小型の光学衛星は20億円程度に価格を抑え、途上国向けの「入門機」として売り込む。1〜2トン級の大型衛星が主力で、価格は1基で数百億円もかかる欧米メーカーとの差別化をはかる。

光学機だけでなくレーダー機のリクエストもあるらしい。