震災後の衛星写真2011.03.25

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による東北地方太平洋沖地震の緊急観測結果(19) [EORC/JAXA]

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2011年3月20日22時1分頃に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のLバンド合成開口レーダ(PALSAR;パルサー)による現地の緊急観測を実施しました。本観測では2011年2月2日に同じ軌道から取得した画像と比較し、東北地方太平洋沖地震に伴った地殻変動の検出を試みました。また今回の観測では、2011年3月19日に茨城県北部で発生したM6.1の地震によると思われる地殻変動の検出にも成功しました。

SARによる差分干渉データが上がっています。部分的に渦巻いて見えるのは茨城県で発生した地震を表しているようです。