震災後の衛星写真 2011.04.14

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による東日本大震災の緊急観測結果(28) [EORC/JAXA]

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2011年3月12日から行なっている当該地域の継続調査として、4月12日10時8分頃(日本時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)*1により現地の緊急観測を実施しました。

AVNIR-2で土砂崩れが起きた箇所を検出しています。

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による東日本大震災の緊急観測結果(29) [EORC/JAXA]

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のLバンド合成開口レーダ(PALSAR;パルサー)による現地の緊急観測を実施しています。ここでは、震災後の2011年4月7日観測のデータから浸水域を抽出した結果を報告します。

SARによる観測データから7日現在の湛水域を抽出しています。面積は減少しているものの未だ広い地域で水が引いていないようです。

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による東日本大震災の緊急観測結果(30) [EORC/JAXA]

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2011年3月11日の大地震以降、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のLバンド合成開口レーダ(PALSAR;パルサー)による現地観測を継続して実施してきました。本観測では、2011年4月1日(パス402)及び同年4月6日(パス405)に行われたPALSAR観測の結果を、それぞれ地震前に同じ軌道から取得した画像と比較し、東日本大震災に伴った地殻変動の検出を試みました。

こちらは差分干渉による地殻変動のデータ。4月11日より以前のものです。