「はやぶさ」プロジェクトチームがフォン・ブラウン賞を受賞 [IKAROS-blog]

5月20日アラバマ州ハンツビルにて開催された、第30回国際宇宙開発会議(International Space Development Conferece)にて、「はやぶさ」プロジェクトチームが、ナショナル・スペース・ソサエティ(National Space Society) から、フォン・ブラウン賞(Von Braun Award)を受賞しました。
受賞理由は、「初の太陽系天体表面への往復と試料の帰還」(FIRST ROUND TRIP TO AND SAMPLE RETURN TO EARTH FROM THE SURFACE OF AN OBJECT IN SOLAR ORBIT)に成功したことです。

おめでとうございます! 上杉先生の袴姿キマッてるなあ。フォン・ブラウンといえばご存じの通りあのフォン・ブラウンですが、糸川先生とも縁があります。改めてその名が並ぶ光景は感慨深いですね。

今、日本は、未曾有の大震災に見舞われ、なお多くの方々が苦難を強いられています。「はやぶさ」プロジェクトは、多くの困難に対したとき、帰還へのこだわり(意地)と、あきらめない心(忍耐)で切り抜けてきました。「はやぶさ」が、震災からの復興を目指す方々には伝えるべきメッセージは、この忍耐であるかもと一時期考えていました。しかし、それは違っていたかもしれません。忍耐を求めることよりも、我々日本、日本人は出来るのだという力、ポテンシャルへの自信と、復興に挑戦する勇気を持っていただくことこそが、「はやぶさ」プロジェクトからの何よりもの励ましとなるものと思います。

今回、フォン・ブラウン賞を受賞したこと、それは、宇宙という狭い世界だけのことではなく、世界が認めた日本の実力を、日本人である我々が発揮し、自信をもって更なる高いレベルの復興をめざして、勇気をもって取り組め、と示唆しているものと思います。

がんばりましょう。日本。

そうですね、今の日本に必要なのはネガティブな状況に堪え忍ぶというより、前以上のものを築き上げてやろうという挑戦心かも知れません。フロンティア・スピリットの国からそれが認められたことが一層の励みになることと思います!

「はやぶさ」 プロジェクトチームがフォン・ブラウン賞を受賞 [(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊]

公式サイトに受賞者の名前だけ一覧されてますが、それぞれどのような業績があったかというと

71 :名無しのひみつ:2011/05/23(月) 16:44:06.16 ID:xDtjnIfb
>>47
ざっと調べた。

Elon Musk          民間初の軌道飛行を成し遂げたスペースX社のCEO
Steven W. Squyres     ボイジャー、マゼラン、カッシーニ、MER、MROなどの主任研究員
Burt Rutan         民間初の有人弾道宇宙飛行を成し遂げたスケールド・コンポジッツ社のCEO
Donna Shirley        ソジャーナ火星探査ローバーのリーダー、NASA初の女性リーダー
Robert C. Seamans, Jr.  アポロ計画で重要な役割を果たしたNASAの2代目副長官
George Mueller       アポロ計画のリーダー
Max Hunter         傑作機デルタシリーズのもとになったソアIRBMの設計者
Dr. Ernst Stuhlinger    フォン・ブラウンのチームの誘導制御担当、電気推進のパイオニアの一人

そうそうたる名前ですね。こうして見ると、特に海外の事業が選ばれること自体が稀のようです。