東北地方太平洋沖地震関連2011.06.23
■地震:青森、岩手で震度5弱=23日午前6時51分 [毎日]
23日午前6時51分ごろ、岩手県で東日本大震災の余震とみられる強い地震があり、盛岡市や青森県東通村などで震度5弱を観測、東北地方を中心に北海道〜中部地方の広い範囲で震度4〜1の揺れを感じた。気象庁によると、震源地は岩手県沖で、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.7と推定される。気象庁は一時、岩手県沿岸に津波注意報を発表した。津波注意報が発表されたのは4月11日以来。
震度5クラスの余震はいくつもありますが、今回のは津波注意報も発令されていたのでちょっとびびりました。目立った被害は出なかったようで何よりですが、やはりまだまだ油断出来ませんね。
■福島第1原発:開閉表示誤り、汚染水が素通り [毎日]
装置は米キュリオン社製で、ゼオライトなどが入った円筒形の吸着塔が4本ずつ、計6個の「スキッド」と呼ばれる箱形設備に入っている。スキッド内の吸着塔は交換する必要があるため、それぞれに迂回(うかい)させる配管が設けられている。今回の試運転では、スキッドの一つで配管の弁の表示が逆になっており、本来は内部の吸着塔4本のうち、1本だけ迂回させるはずが、3本を迂回させていた。今回のスキッドは、初めて稼働させたもので、作業員は開閉表示に従って迂回などの操作をするが、設定当初から表示が誤っていたのかどうかは不明という。
…なんというかまあ、お疲れさまです。とりあえず本来の性能では無かったようです。
■東電:電力使用、管内で4129万キロワット…震災後最大 [毎日]
東京電力によると、22日の管内の電力使用はピークの午後4時台で4129万キロワットとなり、東日本大震災後で最大を記録した。暑さにより冷房使用が増えたことなどが原因で、東電が予想していた3990万キロワットを上回った。一方、同日のピーク時供給力は4730万キロワットで、使用率は87%だった。
猛暑だった昨年の最大電力使用は7月23日午後2時台の5999万キロワットで、今年も7〜8月は最大5500万キロワットを見込む。これに対し供給力の見通しは7月末で5380万キロワット、8月末で5480万キロワット(東北電力への融通分除く)。
今日もそうでしたが、かなり暑かったですね。夏バテも過ぎて体が慣れてくる頃になればもうちょっとは我慢できそうですが、なかなか厳しそうです。チキンレースの様相を呈していますが、供給力の復旧もどこまで追いつけるか。まあとりあえず今年90になるウチのばあちゃんが鳥取住まいで良かった。
■もんじゅ炉内落下の装置、引き上げ開始 [朝日]
地震には直接関係ありませんが。
原子力機構は23日午後8時50分、クレーンを使って装置を引き抜く作業に入った。引き抜きには専用容器「簡易キャスク」を使い、終わるまで8時間程度かかるという。
福島の件があっただけに、まあ何かと言われていますがいよいよ引き抜きの作業が開始されたようです。このまま進めば明日の午前中には結果が出るでしょう。
■もんじゅ爆発するかも・・・逃げる準備しといた方がいいの? [アルファルファモザイク]
心配するのは分かりますが、なんか色々通り越して逆に楽しそうですね。はてブとかもそうですけど。
■もんじゅ炉内落下の装置、引き抜き完了 [朝日]
とか思っていたら、無事引き抜きに成功したようです。
日本原子力研究開発機構は24日午前4時55分、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器から、約10カ月間落下したままになっていた重量3.3トンの装置の引き抜き作業を終えた。
引き抜き作業は当初、23日午後2時ごろから始まる予定だったが、準備作業がはかどらず、実際に始まったのは7時間近く遅れた午後8時50分だった。
落下していた「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)は衝撃で変形していたため、引っかかっていた炉開口部のさやの部分と一緒に、天井にある大型クレーンでつり上げた。装置等は約8時間かけ、炉開口部の上方に据え付けた専用の容器「簡易キャスク」(直径1.4メートル、最大長16メートル)に直接、収納された。
お疲れさまでした。