北極海の海氷面積、7月は観測史上最小 [TBS]

 北極海で、氷の面積の減少が続いています。先月の平均海氷面積が、7月としては観測史上最も小さかったことが、JAXA宇宙航空研究開発機構の調査でわかりました。

 JAXAによりますと、北極海の平均海氷面積は年々減少傾向にありますが、先月はおよそ750万平方キロメートルと、7月としては観測史上最も小さい面積だったということです。

 海氷面積の減少は地球温暖化が原因とみられていて、ホッキョクグマや周辺海域の魚など生態系への影響も懸念されています。こうした気候の変動をより詳しく把握するため、JAXAは新たな観測衛星を今年度中に打ち上げる予定で、近年、全国で急増しているゲリラ豪雨のメカニズムの解明などにも役立てたいとしています。

こちらも同じく上記の会見から。AQUAに搭載されたAMSR-Eのデータだそうです。GCOM-W1にはその後継であるAMSR2が搭載されます。