羅老号:韓ロ、3回目の打ち上げに合意 [朝鮮日報]

 崔鍾培(チェ・ジョンベ)教育科学技術部(省に相当)戦略技術開発官は「今月18−19日にソウルで開かれた“韓ロ合同調査団”の第2回会議でも、羅老号の失敗原因をめぐる合意には至らなかったが、双方がそれぞれ提起した羅老号打ち上げ失敗の原因となった問題点を、全て改善することで合意した。さらに両国政府は、3回目の打ち上げに合意した」と発表した。

 教育科学技術部の関係者は「改善作業やロケット製造の日程を考慮しても、遅くとも来年8−9月には3回目の打ち上げが可能になるだろう」と語った。

どうなることやらと思っていたら、双方の主張を全部飲むという形で落ち着いたようです。この発想は無かった。

未だに地上燃焼試験場を持たない韓国 [朝鮮日報]

 韓国型発射体(ロケット装置)開発事業団のパク・テハク団長は「2014年末までに1段目、2段目ロケット用の75トンエンジンと3段目ロケット用の5‐10トンエンジンの地上燃焼試験施設を、羅老宇宙センター全羅南道高興郡)と韓国航空宇宙研究院(大田市)に建設する」と発表した。韓国が自国製のロケット装置開発に関する議論を始めたのは、02年に初の液体燃料ロケット「KSR‐3」の打ち上げに成功してからだ。開発に着手してから10年が経過するが、いまだに地上燃焼試験施設さえ持っていないことになる。

 厳密に言うと、航空宇宙研究院が開発した30トン級エンジンも、まだ最終的な燃焼試験を終えていない。同研究院は30トン級エンジンを構成する燃焼器とターボポンプ、ガス発生器など、主要部分を別々に製作し、それぞれ韓国で地上試験を行った。研究院の趙光来(チョ・グァンレ)博士は「国内に30トンクラス用の試験施設はあるが、組み立てを終えたエンジンを試験できるほどの規模ではない」と話し、30トン級エンジンのうち、ターボポンプとガス発生器の結合体はロシアで別途試験したと説明した。同様の理由で、75トン液体エンジンの試作品も、出力を40%ほどに抑えて試験している。

あれ、そうだったんですか? ロシアに投げすぎた分ちょっと出遅れましたね。