NASA、火星探査機の打ち上げに成功 [朝日]

よっしゃ!

前(日本時間27日未明)、火星探査機キュリオシティをフロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。探査機は約45分後、ロケット本体から切り離されて予定の軌道に入った。2012年8月に火星に到着予定で、火星に生命が存在した可能性について、2年間にわたって調べる。

 キュリオシティは全長3メートル、重さ約900キロで、小型自動車ほどの大きさがある。NASAの火星探査機として過去最大で、25億ドル(約1930億円)をかけて開発した。

 ロボットアームやドリルを持ち、採取した岩石や砂の成分や組成を内部で分析できる。六つの車輪があり、1日200メートルの移動が可能。太陽電池では十分な電力が得られないため、プルトニウムを使った原子力電池を備えている。



見事な打ち上げでした。先日のフォボス・グルントは厳しい状況に陥っているので、その分ホッとしています。しかしアトラス5の打ち上げは安定感ありますね。今回の打ち上げでは上段のセントールで直接火星遷移軌道に投入されました。大気圏突入カプセルやスカイクレーンを合わせた重量は3.4トンで、キュリオシティは850kgだそうです。H-IIA204だとどれくらいいけますかね。