鹿児島市−種子島・屋久島 高速船4月運航開始 [西日本新聞]

 鹿児島市種子島屋久島間に高速船を運航する「岩崎グループ」(鹿児島市)と「市丸グループ」(同)が1月に共同で設立した新会社「種子屋久高速船」(同、市丸隆二郎社長)は28日、新会社による運航を4月1日に始めると発表した。事業の統合で合理化し、過当競争をなくす。両社で計11往復していたのを9往復に減便。運賃は、鹿児島−種子島片道6千円、鹿児島−屋久島同6500円で据え置く。

 船は両社の計6隻を使い、愛称の「トッピー」「ロケット」は維持する。年間の乗客数80万人、売上高40億円を見込み、初年度から黒字を目指す。新会社の出資比率は岩崎54%、市丸27%で金融機関や県も出資する。当初は1月中に運航開始予定だったが、出資交渉でずれ込んでいた。

現地組常連の皆さんとしては気になるニュースですが、どうやら便数整理の影響は最小限に抑えられそうですね。