三菱重工、 「H2A」 21号機を公開 −「しずく」 搭載し、5月に打ち上げ [日刊工業新聞]

 三菱重工業は 29 日、国産基幹ロケット 「 H 2A 」 21 号機の機体 (写真) を飛島工場 (愛知県飛島村) で公開した。 政府の水循環変動観測衛星 「GCOM−W1 (しずく) 」 や韓国の多目的衛星 「KOMPSAT−3」 などを搭載し、 5 月 18 日に種子島宇宙センター (鹿児島県南種子町) から打ち上げる予定。

 21 号機は 2 段エンジンの燃料タンクに遮熱材を塗布しており、液体水素燃料が減りにくい。 打ち上げ費用は 100 億円程度とみられる。

前回はH-IIB3号機が先行して公開され既に種子島にも運ばれていますが、今回はH-IIA21号機が主役。うむ、やはり2段目が白いですね。