H-IIAロケット21号機／「しずく」「アリラン3号」打ち上げ見学記 2012.05.16
今回は2泊3日で短期決戦。天気が心配でしたが、だいぶいい感じに持ち直してきました！
06:00 出発
雨が降っていたようですが、空は晴れ上がっています。
07:00 伊丹空港
空港到着。
んで普通に手荷物検査に行ったらなんか引っかかった。あれ、なんかいつもと違うもの持ってきてたっけ…？ と思ったらカバンの底にカッターナイフが。そりゃ無理だｗｗｗ（というかいつの間にこんな所に入ってたのマジで）
そして搭乗口に歩いて行ったらなんかまた自分が呼び出される。今度は一体何が((((；ﾟДﾟ)))と思いながら行ってみると、どうも伊丹発の搭乗便が整備作業のため遅れており、種子島への乗り継ぎが間に合わなくなるかもしれないので振り替え座席を用意するとのこと。あーびびった。
1時間くらい遅れるかもとのことでしたが、結局20分ほどで作業完了し搭乗。
もしかしたら予約便に間に合うかも？とのことで最前列の非常口座席に移動してくれました。が、どうやらやはりギリギリ間に合わないようで、鹿児島空港で対応するとのこと。機長のご挨拶によると、整備作業とは方向舵の微調整で部品交換が云々だったようです。
11:15 種子島空港到着
定刻通りに到着。曇時々晴れという感じの天気です。
空港ロビーの21号機打ち上げ関連ポスター。KOMPSAT-3打ち上げを依頼したKARI側のものと思われるポスターもありますね。
12:00
いつもの宿に到着。心なしか更にもうちょっと大きくなった気がするウーパールーパーさん。
19:30 夕食
この後さらに品が増えていき満腹であります。
■No.1567 :H-IIAロケット２１号機打ち上げ前（Ｙ−１）ブリーフィング [宇宙作家クラブ ニュース掲示板]
今回も柴田さんが現地からレポって下さっています。
朝日新聞：KOMPSAT-3としずく(GCOM-W1)の分離確認の違いをお聞きしたい。
並河：配付資料の付録にあるが、KOMPSAT-3は打ち上げ後十数分後にグアム局で確認できる。GCOM-W1はグアム局では受信できない。第２段ロケットが地球を１周した後にダウンロードして確認をする。記者会見がいつもより若干遅れる（約３時間後）のはそのためである。
なお、衛星の分離だけは確認できるかもしれない。西日本新聞：小型衛星の分離確認はどうするのか。
並河：ロケットの機体側のメモリに記録し、２段目が地球を一周した時にダウンロードする。
ふむ、衛星分離のタイミングと受信局の位置関係上、「しずく」分離確認は1周回後になるかも知れないそうです。ロケットからの「しずく」分離映像は取れるんでしょうかね？ まあ「いぶき」の時みたいに衛星側から撮影したりするかもしれませんが。
■H2A21号機 本日Y-0 [H2A/H2Bロケット打上げレポート]
氷結層を占う打上げ時刻頃の鉛直分布図も昨日からほとんど変化なし。250hPaあたりがやや湿っていますので、上層のうす雲が広がることはあるかもしれませんが、氷結層となりうる0℃から氷点下20℃の範囲では雲はほぼ発生しない条件です。
うむ、これはもうほとんど問題ありませんね！ 逆にちょっと雲があった方が、閃光に照らし出されて絶景が期待できます。
■「しずく」打ち上げライブ中継を5月18日午前1：10から放送！ [JAXA]
さて今回もYouTube、Ustream、ニコニコ動画などJAXA放送が見られます！ また今回もNVSさんが独自ソースで中継されます。ちょっと夜更かししてでも見る価値ありますよ−。
