新型宇宙船、開発急ピッチ NASA、2014年に試験飛行 [産経]

 スペースシャトルの後継として、小惑星や火星を目指す米航空宇宙局(NASA)の新型宇宙船「オリオン」のテスト飛行用の機体が、発射基地となる米フロリダ州ケネディ宇宙センターに搬入され、2日、記念式典が開かれた。2014年の無人試験飛行を目指す。

 オリオンは14年の飛行で、国際宇宙ステーションの高度の約15倍となる5800キロの高さまで打ち上げられる。地球に帰還後、NASAが耐熱材の性能などを確認する。

 17年には無人で、オリオン専用の大型ロケット「SLS」で打ち上げ、月を周回。21年に宇宙飛行士を乗せた試験飛行を目指す。

おお、いよいよお目見え! NASAコンステレーション計画中止に伴い低軌道有人打ち上げ用アレスIロケットもキャンセルされちゃいましたが、オリオン宇宙船はISSのほか小惑星や火星探査など深宇宙用にMPCVとして開発が継続されています。これは確かデルタIV Heavyあたりで試験打ち上げされることになるんでしょうかね。楽しみです。