米大統領選に宇宙飛行士も投票 [AstroArts]

「究極の不在者投票」、それが日々国境を越えて約400km上空を飛び回る宇宙ステーションからの投票だ。NASAの宇宙飛行士達のほとんどが居住地とするテキサス州では、長期宇宙滞在者のための法整備が1997年に実施されており、ヒューストンのジョンソン宇宙センターの管制室を経由してデジタル投票を行うことができる。

この制度を初めて利用したのはDavid Wolfさんで、1997年に当時滞在していたロシアの宇宙ステーション「ミール」から海外在住者と同じようにアメリカの地方選挙の投票を行った。

アメリカの大統領選挙に初めて宇宙から参加したのはLeroy Chiaoさんで、ジョージ・W・ブッシュ氏が再選された2004年にISSから1票を投じた。

現在国際宇宙ステーションISS)にはサニータ・ウィリアムズさんとケヴィン・フォードさんの2人のアメリカ人宇宙飛行士が滞在中だが、打ち上げ前にロシアで早々に投票を済ませていたという。

そういえば日本の場合ってどうなってるんでしょうか?