エンジン燃焼試験、2度実施=ICBM用の可能性も−北朝鮮 [時事]

 【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンズ大国際問題研究大学院の米韓研究所は12日、北朝鮮が今年4月の長距離弾道ミサイルの発射実験失敗後、東倉里の「西海衛星発射場」で少なくとも2度、大型ロケットエンジンの燃焼試験を実施したとする分析結果を公表した。
 試験が行われたエンジンは、4月に打ち上げに失敗した「銀河3号」か、より大型の大陸間弾道ミサイルICBM)級のものである可能性がある。
 同研究所は、今年9月17日と同28日に撮影された商業衛星企業デジタルグローブの衛星画像を分析。17日の画像では、それまであった燃料タンクが姿を消し、エンジン直下の「噴煙溝」と呼ばれる部分がオレンジ色に染まっていた。施設周辺の植物にも燃えた跡があった。
 28日の画像では、これらに加え、施設入り口付近に停車したトラックの荷台に、銀河3号より大型のロケットエンジンのような物体が積まれていた。一連の画像から、1度目の試験は今年4月から9月17日、2度目は同日から同28日までの間に行われたとみられている。

北朝鮮がミサイル燃焼実験 東倉里で9月、米大のサイト発表 [日経]

 さらに、北朝鮮が発射台上部の改修工事を進めていることも判明。4月よりもさらに大型のミサイル発射を想定しているとみられる。

あれ、結構地道にやってる印象。