火星の土に有機物か:「歴史的な分析結果」発表へ [WIRED]

ざわ…

第一報をもたらしたのは、キュリオシティの主任研究員を務めるカリフォルニア工科大学の地質学者ジョン・グロツィンガーだ。同氏によると、先ごろキュリオシティが採取し、探査機搭載のサンプル分析装置「Sample Analysis at Mars(SAM)」にかけた火星の土から、これまでにない驚くべき分析結果が得られたという。

「このデータは歴史に残るだろう」と、グロツィンガー氏は11月20日(米国時間)、NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)で述べた。

グロツィンガー氏はWIREDにメールで、詳細については12月3日から7日に開催される米国地球物理学連合(American Geophysical Union:AGU)の学会で記者会見を行うと述べた。非常に影響力のある結果なので、研究チームはチェックを重ねているとのことだ。

「もし歴史に残る成果だというならば、有機物の発見が期待される」と述べるのは、過去の火星探査ミッション「フェニックス」で主任研究員を務めていたアリゾナ大学月惑星研究所の惑星科学者ピーター・スミスだ。「わずかな痕跡かもしれないが、それでもエキサイティングなことだ」(スミス氏はキュリオシティのチームと連絡は取っておらず、外部研究者としての意見だと付け加えた)。

詳細発表は12月だそうです。果たして何が見つかったのか、これは気になりますねえ。