スパイ望遠鏡、どう使う? NASAが譲り受け 「暗黒エネルギー」の謎探りが有力候補 [産経]

 米航空宇宙局(NASA)は27日、1990年代末に米国家偵察局(NRO)がスパイ衛星向けに開発しながら実際には配備されなかった光学望遠鏡2基について、科学目的での使い道がないか専門家からの意見募集を始めたと発表した。

 地上を偵察する本来の目的に性能が合わなくなったとしてNROがNASAに譲渡していた。直径2・4メートルの主鏡を備えており、ハッブル宇宙望遠鏡と似た構造。

 用途としては、宇宙の膨張に関わるとされる「暗黒エネルギー」の謎を探る計画に使うのが有力候補。ただ、さまざまな装置を新たに開発する必要もあり、予算不足に苦しむNASAは別の使い道も探る。寄せられた意見を踏まえ、来年2月に専門家による検討会を開いて具体策を議論する。

これはいわゆるKHってやつですかね。ハッブルとの相似点はこれまでも言われてきましたし、今回のようにそのまま天文用途に転用できそうなレベルというのがもうモロですね。ということでそろそろ機体の無修正写真とかアップしてくれませんかねェ…(期待)