次世代ロケット開発着手 20年打ち上げ目指す 欧中ロに対抗、コスト競争力がカギ [日経]

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 政府は大型の人工衛星などを打ち上げる主力ロケット「H2A」の後継機開発に来春から着手する。宇宙航空研究開発機構JAXA)や三菱重工業、IHIなどが参加し、約2000億円をかけて「H3」(仮称)を開発する。打ち上げ費用を現在の約半額に抑え、打ち上げビジネスで欧州や中国、ロシアに対抗できるコスト競争力を確保する。

 文科省の試算では、H2Aを継続運用する場合と比べ、30年間の長期運用コストは3200億円削減できる。

80年代のコンセプトのままで半世紀戦うなんてロシアじゃあるまいしw、ということで、これは必要経費でしょう。

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このへんがソースですね。今後年3機ペースで30年間運用する場合、H-IIA改良型を2020年に運用開始した場合の試算が1兆3300億円、H-Xを2020年に運用開始した場合の試算が1兆900億円となっています(共に開発費とその間のH-IIA運用費含む)。