「はやぶさ」が観測した小惑星イトカワ 二つの小惑星が合体か くびれの両側で密度の違い [Response]

昨日紹介したニュースですが、より詳しく解説されていたので。

「ヤルコフスキー・オキーフ・ラジエフスキー・パダック効果」の頭文字をとった「YORP(ヨープ)効果」では、太陽光が小惑星の表面にあたる力、光が当たった表面からの熱の放射が合わさり、回転する力がうまれるとされている。小惑星探査機「はやぶさ」が2005年に小惑星イトカワに接近し、その形状を精密に観測した形状モデルと合わせて考えると、この非常に小さい回転力が長年積み重なることでイトカワの自転周期は遅くなると考えられていた。

イトカワのように不規則な形の天体の場合、予測通りにYORP効果が働かない理由は、落花生状にくびれた小惑星のそれぞれの部分で密度が異なると考えられた。

なるほど、これまでのモデルでは遅くなると予測されていたのが実は加速していたということだったんですね。元ソース翻訳してよく読んでおけばよかった。