エンジン燃焼試験設備の新型基幹ロケット対応関連

平成26年4月3日 種子島LE-7燃焼試験設備の新型基幹ロケット1段エンジン対応改修検討(そのア)(pdf:109KB)

種子島宇宙センターLE-7燃焼試験設備(設計推力:真空中推力110tonfクラス)にて、新型基幹ロケット1段エンジン(真空中推力100〜200tonf)の燃焼試験を行うために、主にテストスタンド本体やランタンク、計測系などに対し老朽化状況調査および必要な改修内容を検討する。

(1)詳細老朽化調査
(2)流用可否の検討
(3)推力レベルに応じた改修検討
(4)設備改修仕様案の技術情報提供

平成26年4月3日 高空燃焼試験設備の新型基幹ロケット2段エンジン対応改修検討(pdf:107KB)

新型基幹ロケット開発において2段エンジンの高空燃焼試験を実施するには、角田宇宙センターに整備された既存の高空燃焼試験設備では性能が足りないため、当該設備の改修が必要となる。

平成26年4月3日 供給系総合試験設備の新型基幹ロケットエンジン対応改修検討(pdf:108KB)

新型基幹ロケット開発において1/2段エンジン用ターボポンプの実機大単体試験を実施するには、角田宇宙センターに整備された既存の供給系総合試験設備では能力が足りないため、当該設備の改修が必要となる。本契約では本改修仕様の検討を行うものである。

種子島と角田の燃焼試験設備が新型基幹ロケット(H-III)対応に改修される運びのようです。特に種子島のテストスタンドは開発試験や打ち上げ前の領収燃焼試験で使用されていましたが、2007年を最後に運用休止。あの場所で7年使用されていないとなると塩害などもあり老朽化が進行してそうです。しかし、やはり本当に200tonf級まで視野に入っているんですねえ。