三菱重工・三菱航空機、「MRJ」夏から強度試験 [日刊工業新聞]

いよいよMRJが形になって現れましたよ!

 完成した機体は「静強度試験機」と呼ばれ、2015年4―6月に予定する初飛行用の試験機とは別の機体。関係者の間では最初に造る機体という意味合いから「ゼロイチ」と呼ばれる。強度試験用の機体は、ほかに耐久性確認用の「疲労試験機」の計2機を造る。

 機内には各種センサーを搭載。試験に必要のない水平尾翼やエンジンなどは付いていないことも特徴だ。最終的には設計通りの強度を満たすことを証明するため限界まで荷重をかけ、破壊するという。

そう、今回の機体は強度試験のため最終的には破壊に至ります。これも必要な工程。来年には実際に飛行する機体が見られるはずです。