「H3ロケット」開発始動−エンジン部品点数4割削減、汎用部品多用でコストダウン [日刊工業新聞]

 コスト削減の目玉は、JAXAを中心に技術実証を進めてきた新型エンジン「LE―X」。従来は推力の問題から第2段エンジンのみに用いられてきた「エキスパンダーブリードサイクル」という方式のエンジンを、H3では大推力が必要な第1段にも適用する。これによって構造の簡素化を実現し、複雑な燃焼サイクルを持つ現行の「LE―7A」と比べ「部品点数を4割削減する」(二村技監・技師長)。
 一方、センサー類や電子部品などの分野では、汎用品の適用を増やす。これまでロケット部品は耐久性などの点からほぼ専用部品だったが、H3では「信頼性を確保した上で民間(市場)で流れている量産品を使いたい」(二村技監・技師長)。

ああ、流石に燃焼器周辺を汎用品にするわけではないですよねw