宇宙開発利用部会(第15回) 配付資料 [文部科学省]

こちらには新型基幹ロケットとイプシロンについて。新型基幹ロケットは基本仕様を検討中ですが、メインエンジンの基数やSRBの最小構成案が数例挙げられています。

最小構成でSRBが2基搭載されるのは、これはSSB的な小型のものでしょうか? メインエンジンであるLE-Xの能力がどこまで実現可能かという所もありますし、その辺も考慮したものでしょうか。


あとイプシロン試験機プロジェクト終了審査についての資料も上がっていますが、「教訓・知見等」として延期時のメディア対応が挙げられていてちょっとニヤリとしました。確かにあの時は直前での中止がさも打ち上げ失敗であるかのような印象を与えてしまった側面がありました。H-IIAの連続成功でオンタイム打ち上げが当たり前のようになっていたのもありますが、海外の実績あるロケットでも直前中止なんて珍しくありませんしね。あまり予防線を張るのもちょっとアレですが、期待感ばかりを煽ってしまった反動はちょっと気を付けないといけませんね。