プロトン・ロケットの打ち上げ、2025年で終了の見通し=インタファクス通信 [sorae.jp]

 ロシアのインタファクス通信は1月5日、プロトン・ロケットの打ち上げを、2025年をもって終えることを検討していると報じた。またロシアの他紙も、このインタファクス通信の報道を引用する形でそれぞれ報じている。

 これはカザフスタン宇宙局の副長官が同紙に明かしたもので、カザフスタン共和国ロシア連邦の間で、カザフスタンの領内にあるバイコヌール宇宙基地からのプロトンの打ち上げを。今後徐々に減らし、そして2025年をもって完全に終了させることを検討しているという。

 プロトンはバイコヌール宇宙基地からしか打ち上げができず、またロシア極東部に建設中のヴァストーチュヌィ宇宙基地にはプロトン用の発射台は造られないことから、プロトンの運用そのものが2025年に終了するということになる。

アンガラとクロスフェードですね。H-IIIはどうなるんでしょうか。H-IIBとHTV「こうのとり」はセットのようなところがありますし、もしかしたらこちらも一定期間は併用される可能性もありそうですが、種子島宇宙センターのキャパが気になるところです。