ファルコン9ロケット、ドラゴン補給船の打ち上げに成功 回収試験は失敗 [sorae.jp]

 スペースX社のイーロン・マスクCEOがツイッターに投稿したところによれば、第2段との分離後、第1段機体はプラットフォームに向けて順調に降下し、機体を安定させるために装着された格子状の安定翼(フィン)も問題なく動作したという。しかし、着地するまでにフィンを動かすための作動液を使い切ってしまったことなどから、プラットフォーム上に強く打ち付けるように着地し、ロケットは破壊されたという。一方プラットフォームは壊れなかったものの、甲板上の設備のいくつかは交換する必要があるという。

 また、現場海域は暗く、霧も出ていたため、鮮明な映像は得られなかったものの、ロケットからのデータは受信できており、破片などと合わせて分析することで、次回以降の試験に役立てたいとしている。

 なお、来月行われる打ち上げでも回収試験を実施する予定で、また今回より50%ほど多く作動液を積む予定だという。

なるほど、予想より多く作動液を使ったのが原因だったんですね。