長寿衛星4月に引退…17年の熱帯降雨観測に幕 [読売]

 約17年にわたって台風やモンスーンによる降水などの観測を続けてきた熱帯降雨観測衛星「TRMM(トリム)」が4月、その役目を終えることになった。

 宇宙航空研究開発機構JAXA(ジャクサ))が16日、文部科学省の宇宙開発利用部会で報告した。設計上の寿命の3年を大きく超える異例の長期運用だったが、燃料が残りわずかとなり、引退が決まった。

いよいよ正式に今年度いっぱいで運用終了の運びとなったようです。後継機のGPMの打ち上げも見届けましたが、それまでしっかり働いてくれましたね。現在は徐々に軌道高度が下がっていますので、数年ほどで大気圏に再突入するのではないかと思います。明るい衛星なので機会があるうちにまた観察したいと思います。