NASA探査機、冥王星の観測開始 7月に最接近 [日経]

 探査機は2006年の打ち上げから9年かけて、地球から48億キロメートル離れた太陽系の端にたどり着いた。これまで18回にわたって動作を停止する「冬眠」状態で飛行し、部品の劣化を防いできた。

 冥王星は直径2300キロメートルで、月の3分の2ほどの大きさ。高性能なハッブル宇宙望遠鏡でも観測は難しく、詳しい状態は分かっていなかった。探査機に積んだ赤外線や紫外線などを捉える7種類の観測機器で調査する計画で、ハッブル望遠鏡より鮮明な写真が撮れるのは5月になる見通し。

カメラに写り始める春以降が楽しみです。