ドミニカ移民訴訟、国の対応「違法」 賠償請求は棄却 [朝日]

〈ドミニカ移民〉 56〜59年、日本からドミニカ共和国に249家族(1319人)が入植した。戦後、海外からの引き揚げ者などで急増した人口を減らすため、日本政府は中南米への移住を推進。ドミニカ移住もその一つだった。募集要項では約18ヘクタールの肥沃(ひよく)な土地を無償譲渡するとされたが、実際の配分面積は狭く、土地も耕作不適地で、移住者に所有権はなく耕作権しかなかった。移住者の生活は困窮し、61〜62年に約130家族が国費で集団帰国した。残留した移住者は00年に提訴。帰国者も訴訟に参加し、併合審理されていた。

うーん、ドミニカ側の責任はどうなのかとも思いますが、成り行きを読む限り一種の詐欺と言えますし、日本政府の責任も大きいわけだから今からでも一定の補償を行なうべきではないかと。
そもそもこの件はよく知らなかったんだけど、それにしても酷い話だなあ…