北朝鮮核実験関連
■北朝鮮を名指し非難、国連軍縮委が核軍縮決議案を採択 [読売]
国連総会第1委員会(軍縮)は26日、日本が主導して提出した核軍縮決議案「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」を賛成169、反対3(米、インド、北朝鮮)、棄権8で採択した。
決議には北朝鮮の核実験の非難も盛り込まれた。
12月に国連総会本会議で正式に採択される見通し。
日本は1994年から毎年、決議案を提出、採択されているが、特定の国名を挙げて非難したのは今回が初めて。
過去最多だった昨年を上回る賛成票を得た。北朝鮮はこれまで日本の決議案に棄権してきたが、今回は名指しで非難されたことを受け、反対した。
米国は、決議案に盛り込まれた核実験全面禁止条約(CTBT)の署名・批准の促進に反対する立場から今回も反対票を投じた。
反対票と棄権票の組み合わせが意味深でとても面白いですね。 今年以前がどうなっていたかも興味があります。
■中国・呉氏と小沢氏が会談 北朝鮮巡り意見交換 [朝日]
民主党の小沢代表は27日訪中し、北京市内で呉邦国(ウー・パンクオ)・全国人民代表大会常務委員長(国会議長に相当)と会談した。同行議員の説明によると、呉氏は北朝鮮の核実験について「北朝鮮を6者協議のテーブルに戻したい。北朝鮮は『2回目の核実験をする気はない』と言っているが、『米国次第だ』とも言っている。金融資産を凍結しても問題解決にはならない」と語り、金融制裁で米国の柔軟な対応を求めた。
米国の資産凍結って紙幣偽造の件ですよね。
>「北、BOA金融制裁後にもドル偽造の試み」 [中央日報]
米国がマカオのバンコ・デルタ・アジア(BOA)銀行に金融制裁措置を取った昨年9月以後にも、北朝鮮は偽造ドル用印刷用品の購買を試みていたことが分かった。
これを受け、インターポール(国際刑事警察機構)は昨年3月に続き、今年6月にも北朝鮮のドル貨幣偽造を防ぐため「オレンジ警報」を発令したと、米財務省と傘下の秘密検察部(SS)、連邦準備制度理事会が25日、「ドル貨幣偽造および流通実態報告書」で明らかにした。
「オレンジ警報」とは、インターポールが184加盟国に対し、ドル偽造に使われる可能性がある高級印刷装備および特殊インクなどの用品を北朝鮮に売らないよう注文したことをいう。 北朝鮮はその間、BOAに対する米国の金融制裁を理由に6カ国協議復帰を拒否してきた。
北朝鮮は偽造だろうと何だろうと止める気は無いから諸々の問題を核実験に一本化して譲歩を引き出したいだけでしょ。 だから米国は偽造を止めればそれに対する制裁は解除すると言ってますよ。 ところでこの記事「BOA」じゃなくて「BDA」ですよね。 BoA可哀想だよ。