岩手・宮城地震:土砂ダムから流水 決壊の危険性低下 [毎日]

岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市栗駒沼倉地区の三迫(さんはさま)川にできた「せき止め湖(土砂ダム)」から21日未明、土砂を含む水が流れ出した。付近のこう配が緩やかで、土石流にはならなかった。ダムの水位は2〜3メートル低下、自然に流れ出る状態になっており、決壊の危険性は低くなった。

【岩手・宮城内陸地震】土砂ダム仮排水路で排水開始 [産経]

岩手・宮城内陸地震で土砂が河川に流入してできた「土砂ダム」のうち、決壊の恐れがあった岩手県一関市の1カ所で仮排水路が完成、21日排水を始めた。

国交省によると、一関市の市野々原地区(磐井川流域)の仮排水路は深さ約6メートルの逆台形で、長さ約120メートル。現在、排水ポンプでも水を排出しているが、今後排水路を拡張し、ポンプは順次撤去する予定。同省は「今後は多少の雨があっても大丈夫」と話している。

また栗原市の迫川流域の浅布地区では既設水路による排水を開始。浅布と上流の小川原地区では仮排水路の作業中で順調に行けば24日までにも完成の予定という。

まず1箇所完成したようです。 大阪でも急にドカンと雨が来ましたが、なんとか乗り切って欲しいですね。