巨大電波望遠鏡ALMA、アンテナ3台同時観測に成功 [朝日]

国立天文台は4日、日米欧が南米チリに建設している巨大電波望遠鏡ALMA(アルマ、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)の最初のアンテナ3台を同時に使った観測に成功したと発表した。アルマは最終的に66台以上のアンテナを組み合わせ、すばる望遠鏡の10倍の解像度を目指しており、それぞれを組み合わせて設計通りの性能が出せるかどうかが注目されていた。

アルマはチリ北部にある標高5千メートルのアタカマ砂漠に建設中で、2012年の本格運用開始を目指している。昨年9月にまず日本のアンテナが設置され、その後、米国の2台が加わっていた。

ファーストライトに成功したようです。これはめでたい。精度もバッチリだったようで、本格稼働が楽しみですねー。ニュースの映像ではアンテナの首振り速度はかなり速かったのですが、66台のアンテナが一斉に動く様子はさぞ壮観でしょうね。

ちなみにこの「ALMA」計画については、関連予算が先の事業仕分けで縮減判定されてしまっていますが、なんとか通って欲しいものです。