17年ぶり大津波警報、岩手・高知で1.2メートル観測 [朝日]

南米チリ中部の沿岸で発生した大地震で、気象庁は28日朝、最大で3メートルの津波が到達するおそれがあるとして、東北地方3県の太平洋沿岸部に大津波警報を発令した。津波警報は北海道から沖縄までの太平洋沿岸全域に出され、広範囲で1.2メートル〜10センチの津波が観測された。朝日新聞の集計(同日午後6時現在)では、少なくとも20都道県の約149万8千人に避難指示や勧告が出された。総務省消防庁などによると、同日午後8時現在、人的被害は確認されていない。

大津波警報の発令は、230人の犠牲者を出した1993年の北海道南西沖地震以来。気象庁などによると、第1波は28日午後0時43分に小笠原諸島南鳥島に到達し、10センチを観測した。岩手県久慈市久慈港高知県須崎市の須崎港で1.2メートルを観測した。1メートルの津波が観測された北海道根室市の花咲港では防波堤が冠水。宮城県でも気仙沼石巻両市など2市3町で道路など8カ所が冠水した。

太平洋側各地に津波 52万人に避難指示 [共同]

南米チリで27日に発生したマグニチュード(M)8・8の巨大地震で28日、北海道から沖縄の太平洋側各地に津波が到達した。岩手県大槌町によると、大槌港で1・45メートルの津波があった。気象庁は、岩手県久慈港高知県の須崎港で1・2メートル、仙台港で1・1メートル、北海道根室市の花咲港で1メートル、青森県八戸港で90センチの津波を観測

予想よりも大きめの津波が来たようです。記事の方にも動画が載ってますが、市街地まで冠水が及んでいる地域もあったようです。今現在は収束に向かっているようですし、大きな被害が出ずに済んで良かったですね。