震災後の衛星写真 2011.03.17

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)による東北地方太平洋沖地震の緊急観測結果(8) [EORC/JAXA]

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2011年3月12日、3月14日に引き続き3月16日9時54分頃(日本時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)*1により、現地の緊急観測を実施しました。3月16日の観測は、三陸海岸付近は雲に覆われていましたが、福島県沿岸付近を確認することができました。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、震災後の2011年3月14日12時50分頃(日本時間)に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)*2搭載の雲・エアロソルセンサ(TANSO-CAI)で東北地方海岸部を撮影しました。

「だいち」に加え「いぶき」でも観測を実施したようです。水が依然引かず、海岸線が浸食されてしまったような状況です。