震災後の衛星写真 2010.03.27

東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動を面的に把握 〜東北地方西部から関東地方の一部を新たに追加〜 [国土地理院]

 地球観測衛星「だいち」(宇宙航空研究開発機構JAXA)が2011年02月02日と2011年3月20日に観測した合成開口レーダー(PALSAR)画像を用いて分析を行い、新たに東北地方西部から関東地方の一部の地殻変動を追加しました(資料1)。この分析には、電子基準点(GPS連続観測点)データも使用しています。 
 なお、今後の観測日は、4月1日、4月6日、4月18日、4月23日で、観測データが得られ次第、引き続き分析を行う予定です。

観測衛星「だいち」で取得したSARデータから差分干渉法とGPSを併用し地殻変動を視覚化した画像です。PDFへの直リンはこちら地殻変動が極めて広範囲にわたることが分かります。

岩手の名勝・高田松原が壊滅 震災前後の衛星画像公開 [共同]

 東日本大震災で、産業技術総合研究所茨城県つくば市)は27日までに、津波で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市の震災前後の衛星画像を公開した。国指定名勝の「高田松原」が津波で大きく浸食され、松林もほとんど失われている様子が分かる。

 米航空宇宙局(NASA)の衛星に搭載された経済産業省の観測センサーで、大震災前の2007年と、大震災3日後の3月14日に撮影した画像データを比較した。

こちらはTERRAのASTERというセンサーでしょうか。