津波監視は宇宙から 衛星利用へアジアで共同研究 [日経]

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 日本の宇宙航空研究開発機構などが中心になり、韓国、台湾、インドネシア、マレーシアなどから66の研究機関が参加する予定。近く津波対策の専門部会を設け、研究体制を協議する。

 太平洋やインド洋、日本海などで発生した津波をGPS付きの波浪計で検知し、その情報を通信衛星に発信。各国の衛星を経由して被災の恐れのある国・地域に伝え、迅速に警報を出す仕組みを築く。日本は「きずな」「きく8号」などの衛星の利用を想定、3年以内に実証試験をめざす。

津波警報お家芸ですしね。
ところできく8号は2009年頃に軌道制御用イオンスラスタの電源がトラブっており、化学スラスタで東西制御だけ実施している状態だったようで、2010年の定常運用終了後にプログラミングを改良してイオンスラスタを起動できるようにするという話もありましたがそのへん何か進展はあったのでしょうか。