「はやぶさ2」が目指す星の撮影成功 兵庫の高校生2人 [朝日]

 小惑星探査は、日本の探査機「はやぶさ」が世界で初めて小惑星イトカワ」に着陸。2010年6月13日に砂のサンプルを持ち帰った快挙で、世界の注目を集めた。

 そんな中、「自分たちで小惑星を発見しよう」と昨年5月、県立三田祥雲館高校の数学科教諭で県立大学客員研究員の谷川智康教諭(49)が呼びかけ、高校生の研究チームが発足。同高と県立大付高、舞子高、姫路工高の16人が、県立西はりま天文台佐用町西河内)を拠点に活動してきた。

 まだ小惑星の「新発見」には成功していないが、県立大付高2年の青木渉さん(17)と春名佑亮さん(17)が昨年11月26日未明、1999年5月に発見されている小惑星「1999JU3」の写真撮影に成功した。

 写真は、公開の光学望遠鏡としては世界最大の口径2メートルという「なゆた」望遠鏡で、10分間に20枚を撮影。放課後の3週間をかけて、小惑星の位置を合わせるように20枚を重ね、星を確認した。

おおお凄い。「はやぶさ2」が1999JU3に到着するのは6年後でちょうど大学生になってる頃ですから、もしかしたら科学観測チームに係わる人も出てくるかも知れませんね。