“はやぶさ2”体制強化し開発加速へ [NHK]

チームを統括するプロジェクトマネージャには新たに、「はやぶさ」のイオンエンジンの開発を担当した國中均教授が就任し、年内にも本格的な試験を行うなどして2014年12月の打ち上げを目指すことにしています。
はやぶさ2」を巡っては、来年度予算案の概算要求で114億円の開発費が計上されていますが、宇宙関連予算の優先順位付けが進められるなかで、計上どおり認められるかどうかが焦点となっています。
新たに就任した國中プロジェクトマネージャは、「小惑星探査で、日本が世界をリードしていくため、2年後の打ち上げをなんとしても実現させたい」と話しています。

國中先生はJSPECのPDと兼務という事になりちょっと大変そうですね。しかし「はやぶさ2」は理学メインになると思うのですが、具体的にどのような狙いで國中先生に交代したのでしょう。あまり簡単な事情ではなさそうですが…。吉川先生は引き続きミッションマネージャーとして携わられるそうです。どういう違いがあるのかよく分かりませんが、「いぶき」の例を取るとプロマネはプロジェクト業務全体の取り仕切り、ミッションマネージャーは開発や実運用を取り仕切る感じでしょうか。筑波系の配置という印象ですね。

「はやぶさ2」製作着々 会津大から5人が参加 [福島民友]

 「はやぶさ2」のプロジェクトには、会津大から先端情報科学研究センター宇宙情報科学クラスターの出村裕英上級准教授ら5人が参加している。搭載するカメラや着陸機、レーザー高度計、近赤外分光計、熱赤外イメージャーなどの開発を進め、データ観測をバックアップする。
 出村上級准教授は「14年末の打ち上げは思い切った決断。万が一、15年にずれ込んでも対応できるようにしたい」と話した。

何はともあれ開発は滞りなく進む事を願います。