若田さん、日本のエースが挑む宇宙基地船長 日本人初、調整力が強み [日経]

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 実は、宇宙に行く前から、船長の仕事は始まっている。「6人全員が同じ訓練を積むのは非効率」(若田さん)なため、事前に仕事を大まかに割り振り、飛行士ごとに特別な訓練をこなす。船長は訓練計画を立てる会議に参加し、各飛行士の訓練内容を調整する。

 本来、ISSの指揮権は地上管制局の担当者が持つ。ただし、通信装置の故障や電源喪失などで地上と連絡が取れない場合、船長が避難を指示する。「地上の訓練でも、船長を務める予定の人は緊急事態対応に最も多くの時間を割く」(若田さん)。訓練では船長の避難指示が適切かどうかが厳しく評価される。

現場での危機管理も担うというのは責任重大です。しかし若田さんも初フライトから17年でもうすぐ50歳にもなろうというのにこの鉄人っぷり。