展望描けぬ有人宇宙計画 政府、経費節減の一途 [産経]

 当初は来年までとされたISSの運用は、2020年まで延長することで各国が合意した。ただ、日本がどのような費用負担で参加するかは決まっていない。文部科学省はきぼうの成果を検証した上で参加方法を検討する方針だが、本格的な議論はこれからだ。

 米国はさらに24年までの運用延長を提案する一方、30年代に有人火星飛行の実現を目指している。しかし、いずれも日本が参加するかどうかは白紙で、宇宙開発に不可欠なはずの長期戦略は見えない。

どうもお上にはかかっているハシゴを登る以上のことは期待できませんし、あまり言いたくありませんがもしかしたら先日のロシア副首相の発言もむしろ歓迎されてたりして。いや、そこまでフットワークが軽ければとっくに独自の宇宙船が飛んでいるでしょうけど…。そして仮に2020年で終了したとして、ISS後により効率的な有人計画を打ち出すだろうかというと、無いでしょうね。むしろ浮いた予算をそのままどこか余所に持って行く光景が。

 若田さんの船長就任はISSに対する日本の貢献を背景に実現したが、本人の傑出した能力と資質が一番の決め手だった。次の船長として関係者が有力視するのは初飛行前から評価が高い元航空自衛隊パイロットの油井さんだ。早ければ2回目の飛行で就任するとの見方もある。

記事によると、なんと初飛行前の油井さんが早くもコマンダーとして有力視されているそうです。まあでも油井さんのリーダーシップは相当なものだと聞きますし、有り得なくはないですね。色々あって先行きがちょっと怪しい雰囲気ですが、集中して臨んで欲しいと思います。