日の丸宇宙望遠鏡、12年にも 大学連合打ち上げ目指す [朝日]

衛星の開発には東北大のほか、東京大、京都大、九州大などから約100人の研究者が参加。このほど、宇宙航空研究開発機構が開発中の新しい固体ロケットで打ち上げる小型科学衛星シリーズの1号機候補に内定した。費用は数十億円の見込み。

計画では衛星は縦、横、高さが2メートルほど、重さ300キロ程度で、高度約500キロの軌道を回る。口径30センチと20センチの望遠鏡を搭載する予定で、水星、金星、火星、木星土星を観測し、大気や気象などを調べる。

宇宙望遠鏡としては、米航空宇宙局(NASA)が90年に打ち上げたハッブル宇宙望遠鏡(口径2.4メートル)が、遠方の天体の観測などで大きな成果を上げている。

グループのまとめ役の一人である東北大の高橋幸弘講師(地球物理学)は「惑星だけを継続的に詳しく観測できるので、これまでの惑星観を塗り替えるような成果が期待できる」と話している。

小型衛星だけあってかなりの低コスト。 それでいて「すばる」級の解像度を叩き出すそうです。 打ち上げは次期固体ロケット。 成果が楽しみですねー。

三菱重工、「H2A」3割値下げ・09年にも、欧米ロケット並みに [日経]

三菱重工業は衛星打ち上げに使う国産大型ロケット「H2A」の打ち上げ価格を2009年をメドに3割引き下げ、欧米の競合他社並みの70億円程度にする。ロケットを制御するプログラムの開発など事業体制を抜本的に見直し、受注から打ち上げまでの納期も3分の2となる1年に短縮する。欧米のライバルに対抗できる価格と納期を備え、商業衛星の打ち上げ市場への参入をめざす。

世界の商業衛星打ち上げ需要は年20機程度。打ち上げるロケットは欧州アリアンスペースが半分を占め、ロシア・クルニチェフや米シーローンチが続く。三菱重工は昨春、H2Aロケット事業を国から引き継いだが、衛星の受注実績は07年度に打ち上げた分を含め政府系衛星2機、08年度は同1機にとどまる。

民間事業として採算を確保するには「最低でも年3回の打ち上げが必要」(三菱重工)とみており、通信や放送などに使う商業衛星打ち上げへの参入が不可欠になっている。

来年から3割引! 思い切って来ましたね。 受注の交渉が進んでいるという話を少し聞いた事ありますが、来年には日の目を見るでしょうか。
紙面記事では、機体検査を種子島に集約・飛行制御プログラム作成を簡略化・射場維持整備を分担・見込み生産・納期短縮…といった感じらしい。 これでH-IIAは納期の面で他国の打ち上げサービスに対し優位に立つそうです。

インド、月探査機打ち上げへ 宇宙開発競争に参入 [FujiSankei Business i.]

インドは今年4月、初の月探査機「チャンドラヤーン1号」を打ち上げる。昨年12月、通信用の巨大なアンテナが地上に設置されるなど準備は最終段階に入った。月探査機の打ち上げは、アジアでは日本、中国に次いで3番目で、月の資源獲得を視野に入れた宇宙開発競争に加わることになる。

探査機は順調に行けば4月9日、南東部アンドラプラデシュ州スリハリコタ島のサティシュダワン宇宙センターから国産の「PSLV」ロケットで打ち上げられる。月の周回軌道に到達後、月面から高度100キロを1周118分で回りながら資源分布調査などを行う。チャンドラヤーンサンスクリット語で「月への乗り物」を意味する。

インド宇宙研究機関(ISRO)スポークスマンによれば、プロジェクトは米欧日の宇宙研究機関の協力を得ている。搭載される観測機器は、インドのものが5つあるほか、米国、英国、ドイツ、スウェーデンブルガリアの研究機関のものが計6つ積まれる。国威発揚と同時に「真の国際プロジェクト」(ISRO当局者)を目指すとしている。

ISROは2011年にロシアと共同でチャンドラヤーン2号を打ち上げるほか、14年までに有人宇宙飛行を、さらに、20年までに月面有人探査を実現させたい考えだ。

インドも参戦。 4月の打ち上げを目指しており、中国と同様に有人飛行を視野に入れています。

浜崎あゆみ「実は左耳が聞こえないんだ」 ブログで衝撃告白 [産経]

今年10周年を迎える歌手、浜崎あゆみ(29)が、以前から抱えていた左耳の突発性内耳障害が悪化し、左耳が完全に機能不全であることが6日、分かった。

自身の公式ファンクラブホームページ(HP)で明かしたもので、4日付のブログで「実は去年、耳の検査をしてもらったのだけど、左耳はもう完全に機能しておらず、治療の術はないと診断されたんだ」と衝撃の告白。続けて「私はボーカリストであり続けたい。だから残されたこの右耳がいけるところまで、限界まで、歌い続ける。行くぜ10周年!!」と歌手業を続けていく決意をつづっている。

所属レコード会社のエイベックスは「休むというのではなくあくまで決意表明的なもの」とコメント。あゆは平成12年に痛みや難聴感を伴う左耳内障害を告白していた。

新華社通信の英文電子版もこのHPを引用して報じている。

浜崎あゆみの曲はあまり聴かないんだけど、これは辛そう。 だって音楽がステレオで聞けないんですよ。 自分も白内障で片目の視野が真っ白になったりした事はありますが。
そういえば中学高校の頃の同級生で片耳の聞こえない友人がいましたが、授業中は聞こえる方の耳に手をついて居眠りするツワモノでしたw まあ慣れれば慣れるんでしょうが、もしももう片方が…と思うと怖いもんですよホント。 どうかお大事に。

「工場萌え」写真集が大人気 見学ツアーに女性が殺到 [痛いニュース]

マニア向けの本として企画されたため、「興味をそそられる」などの意味でアニメオタクなどの間で使われる「萌え」がタイトルになった。約3万部が売れ、編集者の角田晶子さん(31)は「細々と出版するはずだったが、こんなに反響があるとは。楽しみ方は人それぞれ。造形を単純に『美しい』と感じる人が増えてくれれば」と語る。

こうしたブームを好機とみる自治体もある。京葉工業地帯のある千葉県は昨年11月、石油精製所などを巡り、夜景を楽しむ日帰りツアーを実施した。定員30人に165人の応募があり、大半は女性。「配管のサビを間近で見られてよかった」「もっと違う角度で見たかった」「プラントの仕組みがわかってよかった」など感想はさまざまだった。

広大な石油コンビナートで知られる三重県四日市市もツアーを企画中。担当者は「実際に見た他府県の人は規模に驚く。せっかくのブーム。ぜひ地域活性化に生かしたい」と意気込む。

このネタ去年こち亀でもやってましたね。 確かにプラントは究極の機能美、夜間はライトアップでサイバー。 上がってる写真はどうみてもミッドガルです。

海自の自慢レシピ、HPで公開…2年かけて200品を紹介 [読売]

またしても情報漏洩かと思われましたが、どうやら意図的なリークのようです。

海自は、調理師資格も持つ調理担当の隊員を全国に約1000人配置。洋上勤務が多い隊員にとって数少ない楽しみの食事を支えている。洋上の隊員に曜日の感覚を取り戻してもらおうと、毎週末の昼食にカレーを出しているのも海自の伝統の一つだ。

もともとカレーは、旧海軍が英海軍の軍隊食をまねて導入、1908年にまとめたレシピ集「海軍割烹(かっぽう)術参考書」に料理手順を掲載したことで、全国の部隊に広まった。戦後に自衛隊が発足した後も、各部隊で調理担当者が独自の工夫を加え、艦艇や基地ごとに受け継がれている隠し味がある。

海自では、情報流出などの不祥事が相次ぐ中、イメージアップにも役立つと、HPでのレシピ紹介を発案。通常100食分以上をまとめて作る各部隊では、調味料類は「目分量」で入れているため、今回初めて各部隊に4人分を作る際の分量を計算させ、約60種類のカレーを含む200品のレシピを集めた。

第1弾として元日に公開された音響測定艦「ひびき」のカレーでは、焼き肉のタレや、みじん切りの白桃、乳酸飲料などが隠し味として紹介されている。海上幕僚監部広報室は「レシピを参考にした献立で、少しでも海上自衛隊のことが食卓の話題に上ってくれればうれしい」と話している。

カレーに定評のある自衛隊、第1弾は「ひびきカレー」。 どうせなら金曜日にすればよかった気もしますが! 毎週火金更新。 隠し味がなかなかダイナミックですね。
しかしコレ、本当に海自のページかって感じのデザインw↓