JEM

「小型衛星放出機構」写真集 [大塚実の取材日記]

「うお、カッコいい!」…申し訳ないが、先週のJAXAプレス公開で「小型衛星放出機構」を初めて見たとき、私の心は子供のように躍っていた。 衛星放出機構に大興奮する大塚さんの図。写真たっぷりです。

JAXA採用で1月末に実施 県立大のタンパク質結晶化 [中日]

キチンを分解した物質で、注目されているのはアセチルグルコサミンと、その結合体のオリゴ糖。ただ、キチンは濃塩酸を使ってようやく分解できるほど加工処理が難しく、大学によると「コスト、環境的にも負荷が大きい」という。 県立大生物資源学部の木元久准…

「きぼう」の利用状況と当面の予定 [ISS/JAXA]

温度勾配炉(GHF)の初期動作確認作業を12月13日まで、また実験開始に向けた動作確認を12月13日から19日にかけてそれぞれ実施しました。勾配炉ラックは、今年の3月から、軌道上作業の状況を見つつ、機能確認を行ってきましたが、ラックに組込まれた温度勾配…

「きぼう」ロボットアームの遠隔操作デモンストレーションを実施 [ISS/JAXA]

これまで、「きぼう」ロボットアームの操作は国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するクルーが実施してきましたが、現在、ISS全体として、ロボティクス運用に関わる軌道上クルーリソース(作業に要する時間)を節減するという観点から、ロボティクス運用を地…

きぼうアーム、筑波から操作=HTV3号機で初運用−宇宙機構 [時事]

国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する宇宙飛行士が実験や観測に専念できるように、日本実験棟「きぼう」のロボットアームを筑波宇宙センター(茨城県つくば市)から遠隔操作する運用方法を導入すると、宇宙航空研究開発機構が30日発表した。12…

ISSの観測装置「MAXI」、スーパーX線バーストを検出 [AstroArts]

国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に設置されているX線監視装置「MAXI」が、スーパーX線バーストという現象をとらえることに成功した。まだ観測例が20例足らずしかない珍しい現象で、今回の発見によりスーパーX線バーストがX線新星の活動に大きな…

宇宙でメダカ90日飼育可能 実験装置を初公開 [産経]

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は4日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に来年設置する水生生物実験装置を公開した。これまで宇宙でメダカを飼育できる期間は約2週間だったが、この装置を使えば90日間飼育できる。…

JAXA白木技術参与、「第35回Alan D. Emil記念賞」受賞! [ISS/JAXA]

JAXA白木邦明技術参与が、国際宇宙ステーション(ISS)の成功と輸送システム技術への貢献が認められ、「第35回Alan D. Emil記念賞」を受賞しました。今回の受賞は、齋藤成文氏(1994年に受賞。69年宇宙開発事業団理事、75〜77年日本ロケット協会会長、元宇宙…

「きぼう」、アメリカ航空宇宙学会「Space Automation and Robotics Award 2011」受賞! [ISS/JAXA]

「きぼう」日本実験棟、及び、技術試験衛星VII型(ETS-VII)(きく7号)に用いられているロボットアームの宇宙空間における運用実験が、アメリカ航空宇宙学会(American Institute of Aeronautics and Astronautics: AIAA)による 「AIAA Space Automation a…

「きぼう」ロボットアームなどによる組立技術、「日本ロボット学会 実用化技術賞」を受賞! [ISS/JAXA]

ロボットアームは、「きぼう」船外実験プラットフォーム上の実験装置や搭載機器の交換作業、各種実験支援または保守・保全作業の支援という役割を担っています。また、装置交換機構は、船外実験プラットフォームに船外実験装置を取り付けるための機構で、取付…

古川宇宙飛行士:通信復旧せず 実験送信はNASA経由 [毎日]

国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の通信機器で起きたトラブルで宇宙航空研究開発機構は24日、滞在中の古川聡さん(47)が行う医療実験は、米航空宇宙局(NASA)の通信ルートを使い、予定通り9月上旬に開始できる見通しだと発…

「きぼう」に搭載された全天エックス線監視装置(MAXI:マキシ)と米国スウィフト衛星を用いた観測による成果論文の英科学誌「ネイチャー」への掲載について − 巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測 − [JAXA]

星がンシュゴッとブラックホールに吸い込まれる瞬間が観測されたそうです。これは凄い。 本論文の責任著者である、米国ペンシルバニア州立大学のデイビッド・バロウズ教授をはじめとするスウィフトの観測チームは、2011年3月28日21時57分(日本時間)に、同衛星…

平成23年宇宙開発委員会(第18回) 議事録 [宇宙開発委員会]

「きぼう」からの小型衛星放出実験について。 【JAXA(込山)】 おっしゃられたとおり、今回ロボットアームを使うに当たって、当然宇宙飛行士が、搭載ケースに設置をして、放出機構をエアロックから出して、ロボットアームを操作しますので、宇宙飛行士の時…

「きぼう」衛星間通信システム(ICS)への給電停止について [JAXA]

国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟において、平成23年8月1日8時10分(日本時間)頃に発生した電力系統の異常により、衛星間通信システム(ICS)への給電が停止しました。 これまでの調査により、「きぼう」船内の電力配電装置からICSラック内の受…

最後のスペースシャトル「アトランティス」号にて、日本実験棟における宇宙実験の成果物が回収されました [ISS/JAXA]

あのキュウリの実験や2次元ナノテンプレートのサンプルを回収。あと「きぼう」の温度勾配炉ラックの電気異常を検証するために該当部品も回収し、地上で検証したうえで軌道上の交換用部品を取り付けるらしい。

シグナス運用支援機能追加対応JEM運用ネットワークシステム設定作業(104KB) [JAXA]

本契約は、HTV運用管制システムへのシグナス運用支援機能追加に伴う、JEM運用ネットワークシステムの設定作業を実施するものである。 シグナスはHTVの誘導装置を導入してますから、やっぱHTV/JEM管制が運用支援を行うんでしょうか。

来年「きぼう」から放出される小型衛星

ちょっと公式サイトまとめてみた。 「RAIKO」(和歌山大学) ■「国際宇宙ステーションからの小型衛星放出実証ミッション」採択 [和歌山大学] 魚眼カメラ、軌道決定、膜展開など見所が盛りだくさんです。 「FITSAT-1」(福岡工業大学) ■福工大の小型衛星「FIT…

難病患者の笑顔のために−宇宙実験で創薬をめざす [JAXA]

「2003〜08年まで、ISSのロシアモジュールで何度か実験を行いましたが、回を重ねるごとにタンパク質に強く結合する、つまり、少量で効く薬ができるようになってきました。それをマウスに投与したら、筋ジストロフィーで萎縮した筋肉の部分が減ったんです。遺…

「きぼう」からの小型衛星放出実証ミッションに係る搭載小型衛星の選定結果について [JAXA]

おっ、決まったようです。8件の応募があり選ばれたのが和歌山大・福岡工業大・明星電気の3件。この中で民間企業が単独で来たというのはちょっと珍しいですね。いずれもこの短い期間で合わせてきたのは素晴らしいです。放出の手順も載っていますね。報道によ…

宇宙滞在型ロボット開発を目指す「KIBO ROBOT PROJECT」サイトがオープン [ITmedia]

電通は6月1日、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟で計画している滞在型ロボットプロジェクト「KIBO ROBOT PROJECT」のWebサイトをオープンした。 同社と東京大学先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージが共同で応募して採択され、宇宙航空研究開…

031号 MAXIが捉えた再帰新星と新X線トランジェント(2011年4月4日) [PDF: 235KB] [ISS/JAXA]

こちらによると、「きぼう」MAXI処理室も損傷を受けたため17日まで運用がストップしていたようです。

茨城の宇宙機構施設が損傷 「きぼう」一部管制できず [朝日]

宇宙機構によると、つくば市の施設が機能停止した場合に備えて定められた手順に沿って、米テキサス州ヒューストンにあるNASAの施設に臨時管制室を設置して職員を配置。「きぼう」などへの指示(コマンド)送信を、NASAに依頼して管制を行っている。 …

東日本大震災:NASAに管制業務移行 筑波宇宙センター [毎日]

東日本大震災の影響で、宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センター(茨城県つくば市)の電源が停止し、国際宇宙ステーションに結合している無人補給機「こうのとり」や実験棟「きぼう」の管制業務を、同センターから米航空宇宙局(NASA)に移行したことが…

「きぼう」からの小型衛星放出実証ミッションに係る搭載小型衛星の募集について [JAXA]

・募集期間: 平成23年3月10日(木)〜平成23年4月28日(木) ・放出衛星の選定: 平成23年5月下旬頃 ・放出衛星のJAXA引渡し: 平成24年5月下旬頃(選定から約1年後まで)※ ・打上げ時期: 平成24年9月頃(目標)※ 結構募集期間短いですね。せっかくだから…

「きぼう」からの小型衛星放出に係る技術実証について [JAXA]

なにこれ面白そう! 最大で10x10x30cmまでの小型衛星を放出できるそうです。打ち上げ予定が平成24年9月目標…これはHTV「こうのとり」で打ち上げられるとすると、HTV-3は来年9月? もしそうなら星出さんがちょうど長期滞在中ですね。 関連:小型衛星打ち上げ …

平成23年宇宙開発委員会(第3回) 議事録 [宇宙開発委員会]

主に「きぼう」曝露部のSMILESの件について。 【池上委員長】 今後、この装置はどうやって撤去するのですか。今回のHTV2で撤去するのですか。【JAXA(長谷川)】 いえ、しません。当分まだ先です。曝露ポートがまだあいているので、それがいっぱいになったり…

宇宙帰りのサクラ異変…なぜか発芽・急成長 [読売]

宇宙を旅した桜の種は、北海道から沖縄まで13地域の子供たちが集めた名木14種類。このうち岐阜市の中将姫(ちゅうじょうひめ)誓願桜(せいがんざくら)は、樹齢1200年と言われるヤマザクラの一種で、米粒ほどの小さな種は、地元の保存会などがまいても…

宇宙ステーション補給機「こうのとり」関連

■勾配炉ラックの状況について [ISS/JAXA] 2月3日に勾配炉ラックを起動し、動作確認を開始しましたが、勾配炉ラック内での通信エラーを確認し、作業を中断しました。現在、本通信エラーに関係して取得したデータの検証作業を行っています。このため、2月4日に…

SMILESの観測ミッション終了と今後の運用について [JAXA]

「きぼう」船外に取り付けられたオゾン層観測装置SMILESですが、去年4月から機器に異常が発生して観測が中断していました。残念ながら修理する場合のコストや設計寿命などの観点で割高になってしまうことから観測運用は終了となったそうです。いいデータが得…

日本の宇宙実験施設「きぼう」、アジアに無償開放 [日経]

要ログイン記事。 日本分について日本は自国かISS参加国の利用にこだわってきたが、アジアに門戸を開く方針に転換する。中国が11年から独自に宇宙基地の建設を始める見通し。日本はアジアと協力関係を築き、存在感を高める。 20日に鹿児島県から打ち上げ…