2015-01-01から1年間の記事一覧
国際宇宙ステーション(ISS)計画への参加や、将来の国際宇宙探査の進め方を議論する文部科学省の専門家検討会は25日、2019年度を目標に打ち上げる日本初の月着陸探査機「SLIM」に続き、20年代初頭をめどに無人探査機を月南極に着陸させるこ…
千葉工業大は23日、世界で初めて宇宙から流星を長期観測するカメラ「メテオ」を、28日に米フロリダ州で打ち上げられる無人ロケットに搭載して国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶと発表した。メテオは昨年10月、搭載した米ロケットの打ち上げ失敗で…
今回、宇宙基本計画で示された「中型計画」の第1号を目指し、JAXA宇宙科学研究所は2月から5月にかけ、太陽観測衛星など3件を選定した。 だが関係者によると、政策委や文部科学省の主導で火星衛星探査が浮上。5月に入ってから、宇宙研所長決定で急き…
宇宙政策委員会は24日、今後10年間の宇宙政策の方向性を定める宇宙基本計画の工程表改定に向けた中間とりまとめを公表した。無人探査機で火星の衛星から岩石を採取して地球に持ち帰る計画と、無人機「SLIM」で月面軟着陸を目指す計画について、「来…
−−スイングバイのときは、はやぶさ2は地球から観測できるのでしょうか。 吉川さん 口径1メートル程度の大きめの望遠鏡であれば観測できる可能性があります。火星探査機のぞみが地球スイングバイをした際、天候はあまり良くなかったのですが、国内1カ所の…
フィラエのプロジェクト・マネージャーを務めるStephan Ulamec博士は「フィラエの温度は-35度C、電力は24Wと、非常に良い状態にある。フィラエは運用可能な状態だ」と述べ、探査活動が再開できることを明らかにした。 最初の通信では300を超えるデータ・パケ…
7月14日の冥王星接近まで1か月となり、探査機「ニューホライズンズ」から送られてくる画像の解像度がますます高くなってきている。5月29日から6月2日の間に約5000万kmの距離から撮影された最新画像には、はっきりとした明暗がとらえられており、冥王星が複雑…
運用を終えて高度を下げている日米の熱帯降雨観測衛星「TRMM」が16日午後4時前(日本時間)、南インド洋の上空で大気圏に突入した。監視を続けてきた米国政府の情報として米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。 TRMMの大気圏再突入が確認されたそ…
【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は11日、日米共同プロジェクトの熱帯降雨観測衛星(TRMM)が役目を終えて16日に大気圏に突入する見通しだと発表した。一部が燃え残って地表に到達する可能性があるが、人にぶつかる確率は4200分の1として…
現時点で、通信不良は電力不足に起因すると推測しており、間欠的な衛星の動作状況を知らせる通信データの蓄積から、衛星状況の把握に努めています。「すざく」は衛星の電源が失われて姿勢制御ができず、およそ3分間に1回の周期で無制御にスピンしている状態…
あの長い夜からちょうど5年。次の5年後は、今日も元気に飛行中の「はやぶさ2」をきっと出迎えることになるでしょう。 関連:「はやぶさ」地球へ 関連:「はやぶさ」地球に帰還
先日公表された火星圏サンプルリターン計画に関連する資料がアップされています。 打ち上げ時重量に合わせた機体構成の検討例。化学推進の割合を増やすほどミッション期間は短縮されるものの打ち上げ費用が増大するようです。 関連:JAXA、火星の衛星へ2…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、火星の衛星フォボスやダイモスに着陸し、岩石などを地球に持ち帰る探査機を2022年にも打ち上げる計画を明らかにした。小惑星探査機「はやぶさ」などの技術を生かし、火星の歴史や太陽系の成り立ちの解明につなげる…
【モスクワ共同】ロシア宇宙庁は9日、日本人宇宙飛行士油井亀美也さんが搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)に向かう宇宙船ソユーズを、7月23日から25日の間に打ち上げると発表した。ISSの軌道に合わせて、最終的に確定する。 打ち上げは当初5…
うむ、来ましたね。 記 打上げ予定日 : 平成27年8月16日(日) 打上げ予定時間帯 : 22時01分頃(日本標準時)(※1) 打上げ予備期間 : 平成27年8月17日(月)〜平成27年9月30日(水)(※2) 夏休み期間でしかも日曜夜とかこれ絶対お祭りになりますよね。 …
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、日本初の月面着陸を目指す無人探査機「SLIM」の打ち上げ時期を2019年度後半とする目標を明らかにした。これまでは早ければ18年度を想定していた。今後、エンジンの燃焼実験などを進める。 3日開かれた文…
発表によると、事故から得られたデータや、実機を使った実験の結果、プログレスM-27Mと、それを打ち上げたソユーズ2.1aロケットの第3段機体とが結合した状態における動特性に問題があり、プログレスM-27Mのロケットからの分離が正常に行われなかったことがわ…
開発中の大型ロケット「H3(仮称)」の打ち上げに向け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日までに、種子島宇宙センター(鹿児島県)の発射場を大幅に改修する方針を固めた。2017年度に着工、19年度の完成を予定している。 H3は20年度の打ち…
さて、本日から6日(土)まで、地球スイングバイに向けたイオンエンジン連続運転・第2回目を行います。 今回の連続運転の予定時間は、約100時間を計画しています。当初、イオンエンジン連続運転は2回行い、その合計稼働時間を約600時間としていましたが、 打…
現地のマゲシマン様がH-IIB5号機コア機体の陸送の様子をレポって下さっています! 入港から宇宙センターへの搬入までの長丁場。ありがとうございます! トレーラーもクレーン車も準備完了。 いよいよ、1段コンテナの水切りです☺ pic.twitter.com/r5kmoqWPTH—…
気象庁によると、HPで公開した映像は29日午前9時50分から午後1時までのもので、上空1万メートル付近の西から東に吹く強い風に乗って口永良部島から黒い火山灰などが広がる様子が確認できるという。 昨日大規模な噴火が発生した口之永良部島について…
小型ソーラー電力セイル実証機IKAROSは、冬眠モード明けの電波を2015年4月に受信してから、5月までデータを取得して状態確認を行ってきました。5月21日に探索を行ったところ電波を受信できなかったことから、予測どおりIKAROSは5回目の冬眠モードへ移行した…
打ち上げからこれまでの間、衛星本体の機能確認試験、地上側を含むシステム全体の連続運用試験等の所要の準備を進めてきました。機能確認試験において衛星の姿勢に関する情報を収集する装置の一部(予備系)に動作不良が確認されましたが、運用には影響が無…
先日報道されたHTV改良案の配付資料がアップされています。 宇宙基本計画に記述された「将来への波及性」を根拠として、特にサービスモジュールのスリム化を行い低コスト化・高度化を図るようです。
5号機は全長56・6メートル、直径が最大5・2メートル。三菱重工が約2年半かけて製造した。国際宇宙ステーションに食料などの物資を運ぶ無人補給船「こうのとり」を先端に積んで打ち上げる。4号機を打ち上げた2013年8月以来、2年ぶりとなる。外…
現れた陸地は、長さが300メートル、幅が約40メートルで、海面からの高さが6〜10メートル。専門家による現地調査で、陸地の斜面で発生した地滑りによって海底が押し上げられて新たな陸地が現れたとみられている。 先日話題になった知床での隆起現象。
改良型は、部品の点数を減らすなどして機体を大幅に軽量化し、製造費を100億円程度に抑える。ほぼ同じ重さの荷物を搭載できるようにする。 ISS運用では、日本は16〜20年の5年間にこうのとり3機を打ち上げることが求められている。すでに2機の製…
初代だいちがPRISMで取得した数値標高データが無償で! 高精度ですから30mメッシュとはいえ地形データとしてはかなり有用ではないでしょうか。まずは日本周辺のアジア地域から順次公開されるようです。
露宇宙庁が請け負う10日間のステーション滞在とソユーズ宇宙船での往復飛行など旅行一式には、2000万ドル(約24億円)とされる訓練費用とは別に5000万ドル(約60億円)が必要とみられる。高松さんが断念した場合、本業のロシア人宇宙飛行士が…
計画では、離昇から524.97秒後にロケットの第3段エンジンの燃焼を停止させる指令が出され、528.27秒後にプログレスM-27M補給船を分離することになっていた。しかし発表によると、実際には526.716秒後、つまり1.5秒ほど早く、「異常な分離」が起きたことが判…