国際

ドラゴン宇宙船の打ち上げ延期 エンジンに問題、NASA [47NEWS]

NASAによると、無人のドラゴン宇宙船を搭載するファルコン9ロケットのエンジンを16日に地上試験した際に問題が見つかった。 スペースXの技術陣が対策を講じる時間が必要なのに加え、年末から年始にかけてステーションとドラゴン宇宙船のドッキングに…

ビーナスエクスプレス、運用終了 [AstroArts]

推進剤が尽きるのを待ちながら捨て身の“おまけ”ミッションとして、今年5月〜7月には高度を約130kmまで下げて大気抵抗の調査を実施した。さらに11月末には、わずかな希望に賭けて科学観測が可能な高度に戻すためのエンジン噴射を試みたが、そこで推進剤が尽き…

Orbital Sciences: 爆発事故を起こしたAntaresロケットの後継エンジンをRD-181に内定 [business newsline]

RD-181は、Zenitロケットに使用されているRD-171の派生系エンジンで、現在、Atlas Vに使用されているRD-180の改良型エンジンとなる。基本設計は、ロシアの次世代ロケット、Angara(既に初打ち上げ試験は実施済み)に搭載されているRD-191やロシアが韓国向け…

火星でメタンが高頻度で急増、発生源は不明 NASA [AFP]

キュリオシティー計画に参加する米カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)のジョン・グロッチンガー(John Grotzinger)氏は、火星での生命体の確認は大発見となるだろうが、確認されたメタンの急増が火星での生命体およびその痕跡…

月探査機・嫦娥3号、月面着陸から1周年を迎える [人民網]

同センターの嫦娥3号任務主任設計者の崔雁氏は、「月面着陸からの1年間において、嫦娥3号は13回のスリープとスリープ解除を実施し、夜の極寒環境という試練を乗り越えた。30数回の無線電測量試験において、地上の科学者は処理・分析により高精度の測量データ…

地球の水、彗星でなく小惑星に由来か ロゼッタ探査機 [AFP]

面白い成果です。 水素に対する重水素の割合がこれほど高いのは「おそらく67Pが、非常に低い温度で形成されたこと、さらには太陽系のごく初期から存在する原初物質である可能性が高いことを意味すると思われる。したがって67Pは、太陽系の46億年前の姿を探る…

ISRO、新型ロケットGSLV Mk-IIIを12月第3週に打ち上げると発表 [sorae.jp]

おお、ついにお目見えですね。 今回の初打ち上げでは、第3段は同じ寸法、同じ質量の模造品が搭載される。したがって地球を回る軌道には乗らないサブオービタル飛行になる。 またロケットの先端には、ISROが開発中の有人宇宙船の試験機CAREが搭載される。CARE…

Orbital picks Atlas 5 to launch next space station cargo run [Spaceflight Now]

Orbital Sciences Corp. announced Tuesday it selected United Launch Alliance’s Atlas 5 rocket to launch a Cygnus space station resupply mission in late 2015 while the company redesigns its Antares booster with a new engine following a catas…

冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」覚醒、史上初の接近観測へ [AFP]

「ニュー・ホライズンズは正常に機能しており、地球から約48億キロ離れた深宇宙を静かに飛行している。だが、休眠はもう終わりだ」。米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)応用物理学研究所(Applied Physics Laboratory)でニュー・ホラ…

NASA新型宇宙船オリオン、無人の飛行試験ミッションに成功 [sorae.jp]

米航空宇宙局(NASA)は12月5日、開発中の新型宇宙船オリオン(オライオン)の無人飛行試験ミッション(EFT-1)に成功した。開発が始まってから約10年を経て、ようやく打ち上げられたオリオンは、スペースシャトルが引退してから約3年半ぶりに打ち上げられた…

スペースX社、ファルコン9に装備されたフィンと、回収用の艀を公開 [sorae.jp]

今回のファルコン9は、国際宇宙ステーションに向けた物資を積んだ、ドラゴン補給船運用5号機を打ち上げる。そして第1段を、これまでのような着水ではなく、海上に浮かべた艀(バージ)に着地させることを計画している。この構想は今年10月に明らかにされたが…

アンタレス・ロケットの打ち上げ失敗とソ連からやってきたロケットエンジン [マイナビ]

冷静にみれば、今回の事故は特段驚くべきことではない。確かに爆発の映像は衝撃的で、エンジンにまつわる歴史もまた衝撃的ではあるが、それだけのことだ。オービタル社はこれまでもロケットの失敗を何度も経験しており、アンタレスが空前のことというわけで…

はやぶさ2にNASA協力 深宇宙の通信網提供 [47NEWS]

30日に打ち上げられる小惑星探査機はやぶさ2に関し、米航空宇宙局(NASA)が遠方の宇宙まで届く通信網を提供するなど協力態勢を築くとした取り決めを22日、日米両政府が正式に交わした。外務省が発表した。 はやぶさ2の航行にNASAの通信網を活…

「彗星の大気」から有機分子を発見:探査機「フィラエ」 [WIRED]

このデータを収集したのは、欧州宇宙機関(ESA)による彗星探査機「ロゼッタ」の着陸船「フィラエ」(日本語版記事)に搭載された、サンプルを採取して組成を分析する機器「COSAC」で、炭素を含む有機分子の存在を、67Pの薄い大気(地表付近の気体)から検出…

「彗星着陸は奇跡的」=欧州探査機、トラブル克服−川口教授 [時事]

欧州宇宙機関(ESA)の小型探査機フィラエが史上初めて彗星(すいせい)への着陸探査に成功したことについて、小惑星探査機はやぶさのプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授は18日までに、「フィラエは着陸用機器が少なく、運動機…

彗星着陸機フィラエの活動状況

■彗星の地面掘削装置を作動=バッテリー切れの恐れ−欧州探査機 [時事] 火星と木星の間にあるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(すいせい)に着陸した小型探査機フィラエについて、欧州宇宙機関(ESA)は14日、地面を約20センチ掘削して内部物質を採取…

着陸機フィラエ、彗星への着陸を確認 地表からの写真も [sorae.jp]

その後、フィラエの磁力計のデータから、最初に着陸したと思われる時刻である0時33分の後に、2時26分と2時33分にも着陸をしていることが判明した。つまり、最初の着陸後、機体は固定されず、大きく跳ね上がり、約2時間後に再び着陸。そしてさらにまた跳ね、7…

彗星探査機「ロゼッタ」、着陸機「フィラエ」を分離

■彗星着陸、事前検査「第1段階」をクリア 探査機ロゼッタ [AFP] 最終となる第4段階の「決行」の承認が12日早朝に得られれば、切り離しはグリニッジ標準時(GMT)12日午前8時35分(日本時間同日午後5時35分)に行われる予定。着陸はこの約7時間後に行われ、グ…

彗星最接近、火星上層大気に大きく影響か NASA [AFP]

「サイディング・スプリング彗星の塵は、火星の上層大気に激突して巨大な濃い電離層を形成し、上層大気の化学的性質を文字通り一変させた」とグリーン氏は記者団に述べた。火星の高高度上空にある電離層内で発生したこの付加的な荷電粒子(イオン)の層は、…

主エンジン異常が爆発原因 ロケット事故で米企業 [47NEWS]

【ワシントン共同】国際宇宙ステーションの無人補給機「シグナス」を載せたアンタレスロケットの爆発事故で、米オービタル・サイエンシズは5日、1段目ロケットに2基ある主エンジンのうち、1基の燃料ポンプに起きた異常が事故原因とみられると発表した。 …

墜落宇宙船、翼の羽根が大気圏突入時の状態に [読売]

えっ… 羽根は通常、上昇中は機体と平行のまま動かない。しかし、NTSBの現地調査チームが飛行データやビデオ映像などを分析したところ、今回の飛行では、宇宙船が母機から切り離されてエンジンに点火した9秒後、パイロットがレバーを操作して羽根の固定…

プロトンM/ブリーズMロケット、通信衛星を計画通りの軌道に投入できず [sorae.jp]

その後、ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)や、衛星を製造したISSレシェトニェーフ社などは「打ち上げは成功」と発表した。 しかし、プロトンM/ブリーズMを製造しているフルーニチェフ社が打ち上げ直後に発表した飛行シーケンスから、エンジンの噴射停止時刻…

試験機が地球帰還=17年に月の石回収へ−中国 [時事]

新華社電によると、月の岩石などを採集する無人探査機「嫦娥5号」の技術を検証するため、中国が月に向け打ち上げた試験機が地球に戻り、1日朝、大気圏に突入、予定された内モンゴル自治区内に着地した。プロジェクトを担う国家国防科技工業局は「成功」を…

英ヴァージンの商用宇宙船、試験飛行中に墜落 操縦士1人死亡 [AFP]

ヴァージン・ギャラクティックはツィッター(Twitter)で、「試験中、スペースシップ・ツーは重大な異常に見舞われた結果、失われた。われわれの第一の心配は、パイロットたちの状態だ」と述べた。 同社はパイロットたちの安否はまだ不明としているが、カリ…

嫦娥五号試験機、11月1日に地球へ帰還 秒速10.9kmでの大気圏突入に挑む [sorae.jp]

試験機は11月1日に地球の大気圏に再突入する予定とされる。大気圏再突入時のその際のスピードは、第二宇宙速度(秒速約11.2km)に近い、秒速10.9kmにもなる。着陸場所は内モンゴル自治区の中部、有人宇宙船「神舟」がいつも着陸している場所とされる。着陸時…

打ち上げ15秒後に突然、推進力喪失…自爆指令 [読売]

データ解析の結果、15秒後に突然、第1段エンジンの推進力が失われたことが分かった。 同社は、異常発生後、ロケットが制御不能になったとして、自爆させる「指令破壊」の指示を出していたことも明らかにした。ただ、最初の爆発は、異常発生とほぼ同時に起…

ロシア宇宙庁、米ロケット爆発でISS補給支援を申し出 [AFP]

ロシア宇宙庁のアレクセイ・クラスノフ(Alexei Krasnov)氏は国営ロシア通信(RIA Novosti)に対し「もし米国のISSへの補給物資の緊急輸送のために、われわれの宇宙船の援助要請があるならば、受け入れる」と表明。米航空宇宙局(NASA)からの要請はまだな…

爆発のロケット、なぜソ連製エンジン? [ナショナルジオグラフィック]

最初に点火するロケットの“1段目”には、NK33ロケットエンジン2基が採用されていた。NK33はもともと旧ソ連が月に宇宙飛行士を送る計画のために、40年以上前に製造されたものだ。しかし、同エンジンを搭載した大型ロケットN-1は4度の打ち上げにすべて失敗した。…

アンタレスロケット打ち上げ失敗

いや、眠い目をこすりながら朝から中継を見てたらえらくショッキングなものを見てしまいましたよ…。午前7時22分に打ち上げられたアンタレスが、直後に墜落です。 映像を見ると、打ち上げ十数秒後にエンジンが何らかのトラブルを起こして推力を失い墜落したと…

長征三号丙ロケット、嫦娥五号の試験機の打ち上げに成功 月からの帰還を模擬 [sorae.jp]

ロケットは中国標準時2014年10月24日2時00分(日本時間2014年10月24日3時00分)、四川省にある西昌衛星発射センターの2号発射台から離昇した。 その後、中国政府や国営メディアは打ち上げ成功と発表した。試験機は近地点高度209km、遠地点高度413,000kmの軌…